初夏の九州旅行 (part21)





 最後に乗る新幹線は、17時半発の「のぞみ」号、東京行きです。
 最後は、N700系に乗車します。
 さっそく車内へと入ります。
 デッキには、自動販売機もありますが、やはり九州新幹線の車両と比べると派手さがありません。
 そして、今回はグリーン車に乗車です。
 グリーン車の中へと入ります。
 2−2列シートで、ゆったりしたシートが並んでいます。
 リクライニングも深く倒れ、座り心地が格段に良くなっています。
 そして、毛布まであるのですが、これは車端部に数枚しかないので、取った者が勝ちという感じなのです。
 座席のポケットには、情報誌が入っていました。 またフットレストもあります。
 座席の間隔もグリーン者なので、余裕のある広さです。
 こちらがリクライニングのボタンです。
 ひじ掛けにコントロールパネルとコンセントがあります。
 また窓枠には、風量の調節のほかにライトもあります。
 グリーン車の座席の説明書もあります。。
 そして、その裏はなんと車内販売のメニュー表がありました。
 こちらがグリーン車のデッキです。
 普通車と違い、グリーン車はガラガラだったので、あまり行き交う人がいません。
 N700系の新幹線は、全席禁煙なので、このように喫煙室があります。
 この喫煙ルームは狭いですが、窓もあり景色が眺められるようになっていました。
 定刻通り発車しました。
あっという間に加速していき、JR九州の車両を追い抜いて行きます。
 走行して15分、最初の停車駅に到着です。
 17時46分、小倉駅に到着しました。

大分・別府方面から乗り継いでくる乗客が多いのですが、グリーン車には全く乗り込んできませんでした
 発車してすぐ、観覧車が見えていました。
 そして反対方向には、海が見えていました。
日本海です。
 新関門トンネルに入ると、グリーン車のサービスとして、おしぼりが貰えます。

しかし、JR九州の特急列車のグリーン車に慣れてしまうと、飲料サービスは??と言いたくなってしまいます。
 新関門トンネルを抜けると、本州へ入ります。

市街地は消え、ローカルな景色が広がっていました。
 人里離れたところを新幹線は走って行きます。
 そして所々で町並みが見えるときもあります。
 次の停車駅が近づいてきて、在来線の線路が近づいてきました。
 18時06分、新山口駅に到着しました。
自由席を中心にたくさん乗り込んできました。
 発車すると、新山口駅の車両所が見えてきました。
転車台などもあり、かなり大きかったです。
 途中にはギザギザの山があり、すごく目立っていました。
 工場が見えてきて、徳山駅が近づいてきました。
 山陽新幹線で見える貴重な海の見える景色です。
 新岩国駅を出ると、錦川を渡ります。 この先に有名な錦帯橋があります。
 大田川を渡り大都市が見えてきました。
 18時36分、広島駅に到着しました。
 広島駅の反対側の出口は、都会のイメージがなく山が近くまで迫っているようでした。
 隣には、後続のN700系のぞみが停まっていました。
 広島駅を出ると、野球場が見えてきました。
 この日はちょうどナイターが行われており、観客がいっぱいいました。
 19時13分、岡山駅に到着しました。
グリーン車のほうも数人が乗り込む程度で、ガラガラでした。
 岡山駅を出ると、もう景色は闇になり始めていました。
 19時45分、新神戸駅に到着しました。 山陽新幹線最後の停車駅です。
 19時58分、新大阪駅に到着しました。

ここから東海道新幹線の区間になり、たくさんの乗客がグリーン車に乗り込んできました。
 快適なグリーン車の旅も終りが近づいてきました。
 駅に着いたとき、現実に戻ったことを実感しました。

 今回は、九州を周遊してきました。 観光列車の乗車が多かった旅でもありました。 九州の列車は、本当に行き先ごとに違う列車に乗れて、乗るだけで観光に値することがわかるものばかりです。
しかし、まだまだ課題が残されています。 それはSLの乗車です。 なので、次回の九州の旅ではSL乗車をしたいと思っております。

九州へ来ると、あれもこれもと乗りたくなる車両ばかりで、すぐにでも行きたくなってしまう思いがした旅でした。





[おわり]

[戻る]

[旅日記トップへ]

[トップページ]